次男が保育園の年中になってから、時短を取得。それが長男の“小1の壁”クリアにも好影響
藤村 この春には2人目のお子さんも小学生になりますが、“小1の壁”は感じていますか?
後藤さん(以下、敬称略) 次男がもし一人っ子だったら、学童保育が終わった後の夜の過ごさせ方を不安に思うでしょうが、小学3年生のお兄ちゃんも一緒なので安心しています。
私は、1人目のときも2人目のときも、育休復帰した直後からフルタイム(9~17時)で働いていたのですが、次男が保育園の年中に上がるタイミングで、仕事と育児のうまい両立方法を模索し、時短勤務を選択しました。それが、結果的には長男の“小1の壁”を乗り越えるためにもプラスに働いたんです。子どもが小1になる4月まで時短勤務ができるので、次男が小1に、長男が小3に上がる今年の春までは時短勤務を選択しています。
―― ご長男にとって小学校最初の2年間に、お母さんが時短勤務をしたことは良かったと思いますか?
後藤 はい。この制度がなかったら、長男の入学後の生活がまったく違ったものになったのではないかと思います。時短勤務をしたからこそ、長男も私も安心して新しい生活にスムーズに慣れることができました。
小学生になると毎日のように宿題が出されるのですが、長男はまさに「小学生男子」という感じで、自分から宿題をやることはまずありませんでした。私が家にいることで、宿題をする習慣が付くようにフォローすることができましたし、毎日の音読の宿題もちゃんと聞いて丸付けをする時間が余裕を持って取れるようになったことは本当に良かったと思っています。