集まったパパ達は、子育ての話を「1割も!」します
夜な夜な、いい歳した妻子ある男たちが集まって、いったい何を話すのか?
ほとんど、「どーでもいい話」ですよ(笑)。
イベントを開くにあたって明確なテーマを決めたことはほとんどなくて、適当になんとなーく会話の中に子育てに関するものが出てきたらそれでいいかなぁ、くらいの感じでゆるーくやっております。もちろん、お勉強やセミナー的な要素もなし。
なんですが…、意外とね、集まったパパの皆さんは子育ての話をしているんですよ。割合でいえば、「どーでもいい話」が6割で、「ちょっとビジネス的な話」が3割。
そして、「子育ての話」、1割。
「はっ? 1割?」と少なく思うかもしれませんが、職場などでは子育ての話を一切しないという人が、1割も話せばすごいじゃないですか!
だいたい、男同士の集まりのほとんどは「どーでもいい話」が9割以上ですから。
初めて会った人同士も「パパ」という共通点があれば、ひとまず「お子さん何歳ですか?」から話がスタートできるので、おのずとその話になりやすいみたいです。そして、少ない割合ながらも、子育ての話になるとみんな結構真剣なんですよ。そこには、普段、妻には見せない顔もあったりするのです。
ただし! 基本的にご挨拶は「名刺交換」からスタート。そこはやっぱりビジネスマンの癖が抜けないところですね。
娘の進路を隣に座ったパパに相談する
その中で、勝手に子育て悩み相談がはじまることもよくあります。3月19日に行われた20回目の「イクメンCero」ではこんな光景が。
真ん中にいるパパの娘さんは小学6年生。彼女の夢はデザイナーになること。「おお、それはすごいね!楽しみだね!」なんて盛り上がっていると、おもむろにパパの悩み相談がスタート。
聞けば娘の進路についてちょっと悩んでいるご様子。やはり、夢の実現に向けてゆくゆくは芸術系の大学に入れるべきなのか? でも、授業料が高いという噂も聞くし、芸術系は才能が重要なので、娘にその才能があるかもわからないし…。
そのとき、両隣に座ったパパたちの顔つきが急に変わります。本当に偶然なんですが、両隣の2人はともに芸術系の大学出身! 実際に、学校でどんなことが学べるか、などメリットデメリットについて、超リアルなトークが展開されていました。