妊娠中の妊婦検診から出産費用、教育費や住宅ローン…、子育ては何かとお金がかかるもの。読者の共働き夫婦はどうやって家計のやりくりをしているのでしょうか。子育て世代のワーママの皆さんに家計事情について聞きました。

この記事は以下の調査の回答を基に作成しております。
<調査概要>
アンケートは、2013年8月19日~8月31日の間、日経BPパスポートの会員で子どもを持つ女性を対象に実施。回答者は216人。平均年齢39.7歳。正社員72.7%、パート・アルバイト7.9%、契約社員6.5%。東京都31.3%、神奈川県12.6%、大阪府4.4%。

 まず一家のお財布について。実権を握っているのは、どちらでしょうか。

 夫に任せている割合は少なく、妻が管理している家庭が半数以上。共働きのためか両方が管理している家庭も多いようです。では、お金の流れを把握する家計簿を付けているのでしょうか。

 意外にも「付けていない」家庭が多いようです。仕事と育児・家事で忙しく、手が回らないのかもしれません。でも、そうなるとどうやって家計を管理しているのでしょうか。

 「すべて同じ口座で管理派」と「別々の口座で管理派」がほぼ同数となりました。お互いに働いていると給与振り込みの口座も別のため、別々のほうが管理しやすいのかもしれません。