【人気1位はこの人】

●Facebook COO シェリル・サンドバーグ

「LEAN IN を読んで感銘を受けた」(34歳/教育・教育学習支援関係/編集・編成・制作)

【身近な人物では】

「自分の母親。百貨店に勤めながら、家事を一手に引き受けて頑張ってくれた。年齢・性別に関係なく、人は自分が生きる(食べる)ために働かなければならないのだ、ということを背中で教えてくれたように思う」(29歳/人材サービス/企画・調査・マーケティング)

「保育園のママ友。近所に両親や親戚もおらず、夫婦2人で2人の子を育てているので大変参考になる」(36歳/食品・医薬・化粧品/一般事務)

「職場の元パート社員の女性。短時間でとても効率良く仕事をしていて、カッコ良かった」(33歳/人材サービス/営業・販売)

「元職場の先輩。某外資系製薬会社の執行役員。30代で化粧品会社のトップをつとめ、二人の子どもを出産し、産休中に通信制の大学で福祉関係の勉強もしていた。近所に住んでいるので、育児情報や保育園情報もくれる。完璧すぎて同じようにはふるまえないが、目標にはなる」(39歳/放送・広告・出版・マスコミ/企画・調査・マーケティング)

 女性を活用する制度が整っていない、また運用がうまくいっていない中でも、自ら道を切り開いている人はいます。たくさんの先輩から学び、個人それぞれが自分らしい働き方を見つけたいですね。今、まさに両立真っ最中の人も、「次の世代にとってのロールモデル」なのです。

(ライター/三浦香代子)