読者の声

● 今の子どもたちは動画サイトなど海外のコンテンツに触れる機会は多く、英語や海外文化もすんなり受け入れているよう。指導方法の質や日本語への影響なども心配されているようですが、私は多少ヘタでも楽しんで英語に触れることを優先してもらえればと思います。(あやさん)

● ボランティアで小学校英語の授業サポートをしていますが、お仕着せの中途半端な英語授業には疑問を感じます。子どもが好きそうな映画から日常会話を抜き出す、初対面の外国人に会ったときに使える英語表現を学ぶ、J -POPや洋楽も教材に使うなどの工夫をすれば、もっと子どもたちも英語に興味をもってくれのではないかと思います。(あることきたままさん)

● 小学校から英語を学ぶ今の子たちがうらやましいです。5年生からは遅いので、1年生から英語に触れる体験をどんどん取り入れてほしい。ただし、英語の習いごとをしないと学校でおいて行かれるのでは? と不安にさせるような風潮には不満です。(りよけんママさん)

この人に聞きました
藤田保先生
 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。専門は外国語教育・第二言語取得。『小学校教室英語 先生のための英語練習ブック』(アルク)など著書多数。

(ecomom2014年春号の記事を基に再構成)

[参考] 家族と自然にやさしい暮らしがテーマの季刊誌『ecomom(エコマム)』。2014年春号では、「『食』からはじまる家族の健康」「イマドキの小学校の英語どうなっているの?」「震災を忘れない――。今からでもできること」などを特集。公式サイト(http://business.nikkeibp.co.jp/ecomom/)で登録すると、無料で雑誌が届く。