傷病手当金をもらうには、連続3日休むことが必要

 

 傷病手当金は、会社を連続3日以上休んだ場合に、4日目以降の休んだ日の分を、支給開始日から最長1年6カ月まで受け取ることができます(1年6カ月の日数分を受け取れるというわけではありません)。

 連続3日休むことが必要なので、2日休んだけれど仕事が心配で1日出社して、またぶり返して1日休んで、また1日出社して1日休んで…というようなことを繰り返していると、いつまでたっても傷病手当金の連続3日という条件が満たせず、傷病手当金を受け取ることはできないのです。

 なお、土日は連続3日の中に含まれますが、業務中のケガや病気は労災保険(労働者災害補償保険)の対象なので、傷病手当金は出ません。


出典:全国健康保険協会

傷病手当金にも「付加給付」がある

 全国健康保険協会や健康保険組合、共済組合などに加入して働く本人には傷病手当金が必ずありますが、健康保険組合や共済組合によっては、傷病手当金の額の上乗せや支給期間の延長を独自に行っていることがあります。これが、付加給付です。

 傷病手当金の付加給付は、高額療養費の付加給付(前回の記事で紹介)に比べると実施しているところが少ないのですが、加入している健康保険組合等に付加給付があるかどうかをあらかじめ調べておくと、もしものときの安心感が違いますよ。

<健康保険組合の一例 ※一般の場合>

トヨタ自動車健康保険組合
(傷病手当金に上乗せがあり標準報酬日額の8割を給付し、傷病手当金終了後も1年間は同額を給付、それ以降半年間は標準報酬日額の4割を給付)

NTT健康保険組合
(傷病手当金終了後も傷病手当金と同額をさらに最長1年半給付)