交通の便は重視するけれど中心地から少し離れた街を選ぶファミリー

 関西版ファミリーランキングでは、1位に西宮北口、2位には千里中央がランクインしました。千里中央と、8位にランクインした高槻市は「教育や医療などの施設が整っていることから、今年大きく順位を上げた」(リクルート住まいカンパニー)そうです。

 総合ランキングに入っていないけれど、ファミリーランキングには入った「高槻市」と「芦屋川」の人気について、リクルート住まいカンパニーは「利便性と、環境の良さがポイント。ファミリー層は、交通の便は重視するものの、中心地からは若干離れた場所に住みたいと考える傾向が高い」と分析しています。

住みたい街(駅) ファミリーランキング

調査対象:関西在住(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)の20~49歳の子どもと配偶者が同居している男女700名。
調査対象:関西在住(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)の20~49歳の子どもと配偶者が同居している男女700名。

住みたい街(駅) 総合ランキング

調査対象:関西在住(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)の20~49歳の男女2100名。
調査対象:関西在住(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)の20~49歳の男女2100名。

 ファミリーに支持される街について「関東、関西ともに街歩きができて、子どもを育てるのに適している環境を持つ街が、人気スポットとなっている」とリクルート住まいカンパニーは分析しています。「今年のランキングでは、街のブランドイメージより、実質的な生活の利便性を重視している傾向が見られましたが、ファミリーはさらにその傾向が顕著」だったそうです。

(文/オフィスマイカ 井上真花)