前回の記事「これまで経験した共働き夫婦の最大のけんかは?」では、痴話げんかから取っ組み合いのけんかまで、読者が体験した夫婦最大のけんかについてさまざまな実例を紹介しました。今回は、そのけんかの後、どうやって仲直りをしているか、読者アンケートの回答からお届けします。

この記事は以下の調査の回答を基に作成しております。
<調査概要>
アンケートは、2013年8月19日~8月31日の間、日経BPパスポートの会員で子どもを持つ女性を対象に実施。回答者は241人。平均年齢40.4歳。正社員68.9%、パート・アルバイト10%、契約社員4.6%。東京都27.4%、千葉県9.1%、神奈川県7.5%。

Q.夫婦でけんかをしたときは、どのように仲直り、解決をしていますか。

【時間が解決派】
「とにかく考える時間をとり、冷静になる。すると少しずつ自分が悪かった点が見えてくる。また、相手のいいところを考え、その部分を褒めつつ、自分の言いたいことを主張する。面と向かってではなく、あえてメールで冷静な言葉を選んで、相手を立てつつ伝えると上手く仲直りできる」(32歳/公務員/専門職)

ほとぼりが冷めるまでは用事以外の話はしない。そのうち、お互いに忘れたかのように自然と仲直りする」(50歳/情報処理・SI・ソフトウエア/企画・調査・マーケティング)

【自分から・夫から・謝って仲直り派】
その日のうちに謝る」(38歳/情報処理・SI・ソフトウエア/総務・人事)

「お互いに言いたいことを言ってしまうと、『言いたいことは伝わったみたいだけど、自分も言い過ぎたな…』と反省の気持ちが湧き、『こちらもごめんなさい』と謝り合って終わる」(33歳/人材サービス/企画・調査・マーケティング)

大体、私の方から謝って終わる。理不尽なことがいっぱいあっても、とりあえず謝ることにしている。そして、夫が機嫌の良いときに再度話をする。夫はそういうときは素直に謝ってくれる。謝ればすべて終わり、というのが暗黙のルール」(46歳/公務員/専門職)

「たいていのケンカは私が面倒になり、2時間もしたらこちらから話しかけて、普通の状態に戻る。長引く喧嘩のときは一応、夫から謝ることが多い」(47歳/教育・教育学習支援関係/専門職)

【とことん話し合う派】
「そのことについてきっちり話し合い、詫びを入れさせ、今後どうしていくか話し合う。夫の口からどうするか言わせて(そのように誘導する)終わる。とにかく、うやむやにはしない。家庭という船を安全に航海させるために必要なので!」(46歳/人材サービス/通訳翻訳業)

夫が頭の上がらない義父に相談。義父に全部話して、仲裁してもらった」(45歳/情報処理・SI・ソフトウエア/情報処理・情報システム)