夫婦2人きりの生活から、ファミリーへ。子どもが生まれると一気に生活環境が変化します。中には、子ども中心の生活でパートナーへの関心が薄れたり、夫婦間のコミュニケーションが減ったりするケースも…。出産後のリアルな夫婦事情について聞きました。

この記事は以下の調査の回答を基に作成しております。
<調査概要>
アンケートは、2013年8月19日~8月31日の間、日経BPパスポートの会員で子どもを持つ女性を対象に実施。回答者は241人。平均年齢40.4歳。正社員68.9%、パート・アルバイト10%、契約社員4.6%。東京都27.4%、千葉県9.1%、神奈川県7.5%。アンケートの結果は小数第二位以下を繰り上げているため、100%にならない場合もあります

 まずは、現在の夫婦仲について聞いてみました。ワーママたちの自己採点は何点ぐらいなのでしょうか。

Q.現在の夫婦仲について満足していますか。100点満点で答えてください。

 平均値…72.1点

 予想以上に高い点数となりました。しかし、次の質問になると、ちょっと雲行きが怪しくなってきます。

Q.夫婦ですれ違いを感じることはありますか。

 7割近くのワーママが夫婦間のすれ違いを感じています。夫婦仲については不満はないものの、細かなすれ違いを我慢しているということでしょうか。具体的にどんなことにすれ違いを感じているかを聞いてみると…

Q.どんなとき、どんなことにすれ違いを感じますか。当てはまるものをすべて選んでください(複数回答)。

 半数以上のワーママが「夫の癖や価値観で我慢できない」「夫婦間で仕事と家事・育児などで夫婦間の分担バランスがとれていない」と感じているようです。さらに「自分が疲れているとき」「夫と話し合いを重ねても、理解し合えないことがあるとき」も夫婦間の溝を深める原因に。

 共働きの場合、1日に会話をする時間はどれぐらいあるのか聞いてみると…