バーコードから食品を読み取る

 ここまではブラウザーでレシピを検索する場合とほとんど変わりませんが、「レシピサーチ」では調理にかかる時間(15分未満/30分未満/60分未満)や、完成した料理で摂取できるカロリー量(100kcal未満/300kcal未満/500kcal未満)を条件に加えることで、検索結果を絞り込むことができます。

 例えば「朝食用に15分で作れる鶏肉を使ったレシピが知りたい!」という場合、調理時間を「15分未満」にセット、キーワードに「鶏肉」と入力して検索します。また、「手早く作れてローカロリーなおつまみのレシピ」が知りたければ、調理時間を「30分未満」、カロリー「100kcal未満」にセットして、キーワードは「おつまみ」にするといいでしょう。

 さらに「サイト」の項目では検索対象とするレシピサイトを限定することもできます。“クックパッド”のようなユーザー投稿型のレシピサイトだけを対象にしたり、反対にプロのレシピばかりがそろう“ネスレ バランスレシピ”などのサイトにあるレシピだけを検索したりするなど、好みに応じて選択できるところが便利です。

調理時間やカロリーを指定してレシピを検索できるのが特徴
調理時間やカロリーを指定してレシピを検索できるのが特徴

 もう一つ便利なのがバーコードの読み取り機能。加工食品や缶詰・パック詰めされている食材などに付いているバーコードを読み取ることで、その製品で作れるレシピを提案してくれます。ただし、バーコード検索では特定の食品にピッタリ合うレシピを検索するのではなく、例えばチャーハンの素を読み取ると「中華合わせ調味料」として認識したうえでレシピを検索するので、慣れるまで少しコツが要るかもしれません。

製品のバーコードを読み取ってレシピを検索することもできる
製品のバーコードを読み取ってレシピを検索することもできる

 消費増税で倹約を意識しているDUAL世帯も多いことでしょう。しかしどんなに出費を切り詰めたとしても、食事そのものをなくしてしまうことは不可能です。避けられないなら楽しんだほうが心の健康にも良いはず。「レシピサーチ」なら、家族みんなで楽しめるおいしい料理のレシピをきっと見つけられるでしょう。

(文・写真/松村武宏)