大切なママ友を選ぶ基準は、一人の人間として信頼できるかどうか

 ママ友の上手な選び方は、まず一人の人間として信頼できると感じるかどうか。子ども同士で遊んでいて、親が見ていないときに、どちらかがけがをしたことをイメージしてください。そのとき、「あの子がやったんだわ、しつけが悪いのかしら」などというマイナスの感情がお互いに湧くようなら、やめたほうがいいでしょう。

 また、子どもにきょうだいのいるママで自分の子どもより年上の子どもを育てた経験のある人なら、上の子どもの様子を見るとその人の子育てポリシーが分かります。自分と合いそうか、見極めるポイントになるのです。

 また、子どもの成長に伴って、習い事や受験を機に、付き合うママ友は変化するものです。今、親しくしているママ友とも、いずれお別れの時期がやってくるかもしれません。そのことを念頭に、ずっとつながっていたいママ友とは大事に付き合うようにしましょう。

ママ友へのお礼は、一食に役立つものか商品券か

 ママ友との交流が深まると、自宅にお呼ばれする機会もあります。その際に持っていく手土産は、実用的なもの、そしてお邪魔した後の一食に役立つものがいいでしょう。

 「今日のランチ買っていくね。〇〇のつもりだけど、種類は何がいい?」などと事前に聞いておくのもおすすめです。帰宅後に相手の食卓に並べられそうなもの、または、冷凍しておけるものなどもいいでしょう。ちょっと高価な中華まんじゅうなど、すぐ食べない場合は冷凍でき、忙しいときの1品になるものがおすすめです。

 また、自分が体調不良の時や出張のときなどに、子どもを見てもらうケースがあるかもしれません。そんなときのお礼は、出張に行った場合は、お土産を買ってかえったり、現地から特産物を送ったりするという手が。お願いする回数が多いほど付き合いが深くなれば、事前にお互いに相談をしてお礼の内容を決めておくのもいいでしょう。

 現金だと受け取りにくい場合は、商品券やクオカードなどの金券、プリペイドカードであれば、受け取りやすくなります。そのときのハードさ、時間の長さによって検討しましょう。

●まとめ●
1・仕事復帰前に、ママ友達を作っておく
2・一人の人間として信頼できるママ友達と、親しくなろう
3・ご自宅のお呼ばれのお礼は、受け取りやすく便利なものを