ママ友には、「ギブ&ギブ」の精神で接する
ママ友と良い関係を築いていくには、まずはギブ&ギブの精神で接することが大切です。例えば、こんな話があります。
産後2カ月でひどい風邪を引き、赤ちゃんがいるので病院にも行かれず、パパも出張中で困っていたママ友。そこで、「うちで預かってあげるから、ゆっくり病院へ行ってきて」と数時間預かりました。
同じ月齢の赤ちゃんがいたので、ミルクもおむつも家にすべてあり、それほど苦にはなりませんでした。もちろん、赤ちゃんの安全には十分気を付けながら、何かあったらママに連絡するということで、相手のママは安心して病院に行ってくることができました。
この一件で、相手のママからはとても感謝され、その後も何かあるたびに「うちで預かってあげるわよ。次の土曜日、出社なんでしょ?」などとサポートしてくれるありがたい存在になったそうです。
相性が合わないママ友とは、付かず離れずの関係で
相性が合わないと思うママ友とは必要以上に付き合うことはないでしょう。とはいえ、スッパリ関係を断つことも難しいものです。ママ友付き合いは今後も続きます。「相性がぴったり合う人はなかなかいない」ということを、地域生活から学ぶことも大切です。
なぜなら、ママ友の子どもと自分の子どもは、将来同じ小学校や中学校の同級生になる可能性が高いからです。
自分の子どもはまだ赤ちゃんでも、「将来のPTA活動が始まっている。その練習期間だ」と捉え、適度な付き合い方にも慣れていきましょう。「ファミリーで親しく付き合いたい人」「取りあえずの遊び相手としてのお友達」など、相性によって距離の取り方を変えれば、気軽に付き合えるものです。