抱っこひもで抱っこして子どもを保育園に送るスーツ姿のパパや育児休業を取得して生まれたばかりの赤ちゃんの世話に奮闘するパパ…。共働きのパパのあり方はいろいろ。この連載では、妊娠がわかってすぐの新米プレパパから幼児のパパまで、もっと楽しく、前向きに子育てに向き合うためのセオリーを、『新しいパパの教科書』(学研教育出版)よりお伝えします。

妊娠がわかったときの反応は、とても大切!

 「妊娠かな?」と思うのは、もちろん女性の方が先のはず。どのタイミングで言おうか、気持ちを受け止めてくれるのか、どんな反応をするんだろう? と、ドキドキのママも少なくありません。

 「赤ちゃんが欲しい」という気持ちをすでに夫婦共通で持っている場合は、「もしかして妊娠?」というタイミングから、パパに相談するかもしれません。でも、赤ちゃんのことはまだ考えていなかったり、「しばらくは二人の生活を楽しもう」なんて話していた矢先……という場合、パートナーであるママ自身、戸惑って、漠然とした不安でいっぱいになっていることでしょう。

「おう…そうか…」ではなく、「やったー!」と抱きしめられると嬉しいのが妻
「おう…そうか…」ではなく、「やったー!」と抱きしめられると嬉しいのが妻

 だからこそ、パパの反応がとても大事です。もちろんパパだって、聞いた瞬間いろいろな思いが渦巻くはず。そんな思いを飲み込みつつ、「やった~!!」なんて笑顔で抱きしめてくれたら、ママはどんなにか安心できることでしょう。