【フルタイムにシフトするときに考えておきたい3つのポイント】

●自分でやりたいこと、自分が大切にしたいこと
(例:子どもの送迎、子どもの教育、家事、仕事、評価、時間、給与など)
●フルタイムに戻した後のパートナーとの家事・育児のシェアの理想像
●夫以外のサポート体制(祖父母やファミリーサポートサービス、民間サービスも含む)

 いつ戻そうか、どんな働き方をしたいか考えるときは、すべて一人で抱え込まず、パートナーや社内の先輩ママなどに相談することで見えてくる解決法があるかもしれません。

 時短勤務を利用して、期限より早めにフルタイムに復帰したタイミングの理由をきくと、「子どもにある程度手がかからなくなり大丈夫だと思ったから」、「仕事をもっとしたいと思ったから」、「経済的に早く戻したかったから(家のローンのため)」、「このままだといつまでたっても時短生活のパターンから抜け出せないから」「1人目はたっぷりとったが、2人目で慣れているから」など、それぞれ違います。

 時短勤務からフルタイムに戻して仕事で成果を上げている人は、周囲との関係構築が上手な人が多いです。

 自分の仕事に対する価値観を再認識するためにも、またフルタイムになったときの生活面での体制を検討するためにも、「自分にとってのフルタイム復帰のタイミングはいつがいいか」を意識しながら、仕事に取り組んでいきましょう。

 実際、時短勤務で復帰したワーママ2人の体験エピソードを紹介します。失敗も成功も先輩たちの体験から学ぶものは多いはず。ぜひ参考にしてくださいね。