実際、ご本人の雰囲気にあう明るいカラーや華やかな柄の入ったコーディネートを着て職場復帰に挑んだ方は、「勇気が出た」「仕事に対する自信が取り戻せた」「同僚と楽しくコミュニケーションができた」という感想をおっしゃいます。

 復帰を迎える側の同僚の方々の立場で考えてみても、暗めの服で自信なさげに再登場されるより、明るいオーラを放つ服を着て堂々と「頑張ります!」と挨拶されるほうが、「また一緒によろしくね」という気持ちを持ちやすいと思いませんか?

 ということで、育休復帰後はできるだけ明るめの色の服をチョイスすることをおすすめします。

 今回は、育休復帰直後の服選びで欠かせない“機能性”について、2大ポイントをご説明していきます。マタニティファッションも共通なので、妊娠中の人も必見です!

おすすめ機能①ストレッチ素材

 1つめは、「ストレッチ素材」です。さらに詳しく言うと、「ストレッチ素材のワンピース」が育休復帰からしばらくの間のファッションアイテムとしておすすめです。

 お腹周りなど妊娠・出産でサイズが変わったボディラインをカバーしてくれて、しかも、動きやすい。保育園の送迎時にお子さんを抱っこする時もラクラク。それに、ワンピースは1枚着て、ジャケットを羽織るだけスタイルが完成するのが素晴らしい!

 ワーママの朝は妊娠前と比較にならないほど忙しく、子どもに服を着せるので精いっぱい。ご自分の服選びにかけている時間はほぼありませんから、トップス&ボトムスの組み合わせを考えなくてすむワンピースは時短アイテムなんですよ。

 例えば、こんなスタイルです。

 左側のスタイルは、上半身に明るめな柄のあるデザインのワンピース。右側は、アーバン風のストライプ柄が印象的ですね。柄自体は華やかですが、ネイビーのジャケットを合わせることで引き締まった印象になります。

 ジャケットも、ストレッチ素材がいいですね。妊娠中からついた腕周りのお肉は、産後とれるのに時間がかかるものです。ただ、ストレッチ素材のジャケットはややカジュアルな印象に見られるものが多いので、「仕事もしっかりやる」という印象を演出するためには、襟まわりの縫製がしっかりしていて、きちんと感のあるデザインを選ぶのがポイントです。