小学生にケータイを持たせる是非と最新機種選び

＜主な特長＞
　通話とメールのやり取りができるのは、登録した10件の連絡先のみ。そのうち3件まではワンタッチボタンで登録でき、簡単に連絡を取ることができる。ブラウザ非搭載のため、サイトへのアクセスはできない。

　GPS機能を使って、子どもの居場所を簡単に探せる「安心ナビ」サービス（月額使用料：315円、auスマートパス会員は無料）がある。子どもが移動した経路の表示や、指定時間に子どもの居場所を自動通知、指定エリアに子どもが出入りした時の自動通知など。また、子どもから親へ居場所を知らせる「居場所通知」の機能もある。

　防犯ブザーを鳴らすと、自動的にココセコムオペレーションセンターに通報、ただちにmamorino3に連絡し、必要に応じて指定の連絡先に連絡。保護者の要請があれば、最寄りのセコムから緊急対処員が子どものもとに急行する（月額使用料：無料、1回の出動料：1万500円）。

　緊急速報メールでは、気象庁が配信する緊急地震速報、国や自治体が配信する災害・避難情報にも対応。加えて、災害時に家族などお安否確認ができる災害用伝言サービスも利用することができる。

　防水性能をIPX8（継続的に水没しても内部に浸水することがない）レベルに引き上げ、アメリカ国防総省規格の落下試験に準拠した耐衝撃仕様。活発に動き回る子どもにも安心して持たせることできる。

　「防犯ブザーが誤作動しないようにしてほしい」という保護者の声をもとに、防犯ブザーをスライドスイッチ式に改良。

＜本体価格＞
　実勢価格は1万8000円程度。現在、auスマートフォンの新規契約または機種変更かつ同一の家族割に加入した場合は、本体が0円になるキャンペーンを実施しているショップもある。

＜月額基本使用料＞　
　プランEシンプル 780円（「誰でも割」に加入）。小学生以下の子どもが利用する場合は、12カ月間無料。

＜主な特長＞
　録音した声を送ることができる「音声メール」機能があり、文字を覚えていない子どもでもコミュニケーションが可能。また、「わかりました」「いまからかえる」など、44種類の定型文メールも搭載。ブラウザ非搭載のため、サイトへのアクセスはできない。

　指定した連絡先にボタン1つで電話がかけられるワンタッチ発信機能がある。音声発信は3件、音声着信は20件、メールの送受信は各20件に限定され、登録した人とだけやり取りができる。

　「位置ナビ」サービス（月額使用料：210円）に加入すると、子どもの居場所を地図で確認でき、検索結果の地図は、Yahoo!地図に連動して使用することも可能。指定していた曜日、時間になると自動的に子どもの位置検索を行う「スケジュール探索」機能があり、習い事や塾通いの際の確認に便利。「16～17時の間、10分おきに検索」など、時間の範囲と検索頻度を設定することもできる。

　車や電車に乗った場合など、一定の速度以上で移動するとメールで知らせする「速度検知」機能がある。

　気象庁が配信する緊急地震速報を、警報音、バイブレーション、画面表示で通知。国や自治体が配信する災害・避難情報にも対応している。

　「CSPケータイdeアシスト」に契約すると、子どもの緊急時に保護者の要請に応じて、セントラル警備保障の警備員が現場にかけつけてくれる（月額警備料：315円、1回の出動料：1時間あたり5775円）。

＜本体価格＞
　実勢1万4160円（分割590円×24回も可）

＜月額基本使用料＞
　みまもりケータイ3専用プラン、590円。2年契約をすると25カ月間無料。