親が子どもにケータイを与える理由の1位は「緊急時に連絡を取りたい」
今や、小学生の約4割が携帯電話(ケータイ)を持っています。子どもの小学校入学や新学期に合わせて、購入を検討し始めた家庭もあるでしょう。その一方で「本当にケータイを持たせて大丈夫なの?」と、不安に思う声も根強くあります。
そもそも親が子どもにケータイを与えるきっかけは何なのでしょうか。
モバイルに特化した調査研究機関、MMD研究所の調査によると、一番の理由は、子どもと「緊急時に連絡が取れる」から。そして「塾や習い事の際に連絡が取れる」「防犯グッズとして使える」という理由が続きます。子どもにケータイを持たせるのは、親がわが子の安全を確認するためと言えます。
(N=290)複数回答
連絡に便利な一方で、勉強を妨げるのではないかという心配もある
反対にケータイを持たせる不安としては、「ゲームなど、勉強の妨げになる」「有害な情報へアクセスしてしまう」が上がっています。子どもが親の意図しない使い方をすることに不安を持つ保護者は少なくありません。
(N=290)複数回答