まず最初に、使う写真の撮影期間を2007年の1年分に指定。続いて、写真の読み込みを行った。写真の持ち込みに使えるのはSDカードやコンパクトフラッシュ、USBメモリーなどのメモリーか、スマートフォンや携帯電話。外付けハードディスクには対応していない。
デジカメではなくスマートフォンで撮った写真を使いたい場合は、スマホごと持参すればOK。ただし、読み込まれるのはスマホで撮った写真だけなので注意しよう。デジカメやパソコンからスマホに移した画像などは読み込まれない。
メディアの読み込み口は端末のそばに設けられている。まずSDカードを差す。デジカメ写真250枚の読み込みが一瞬で終わった。メディアが複数ある場合は、「追加読み込み」で続けて読み込めばいい。USBメモリーを差して読み込む。1分ほどで終了した。合計で1064枚、1581MB(約1.5GB)の写真が保存されていた。
「当店にいらっしゃるイヤーアルバムの利用者の多くは、お子さんの成長記録などで1か月当たり平均300枚、1年で5000枚ほどの写真を撮っています。1年間でたまった16GBから32GBのデータを持ち込む方が多いです」(コイデカメラ藤巻さん)。10GBを超えるような大量の写真でも躊躇する必要はなさそうだ。
今回は16ページのアルバムを注文したので、1064枚の中から70枚程度の写真が選ばれ、アルバムにレイアウトされた。ここまでで10分ほどしかたっていない。
迷わせないための工夫あり! 優先度の設定機能が便利
写真が並べられたら、ざっとチェックしていこう。写真に問題がなければ、タイトルや日付などの文字を入力し、表紙のデザインを選んで注文するだけで済む。
ここからは、どれくらいこだわって作りたいかによって、かかる時間が変わってくる。「この写真を入れたい」「でもやっぱりやめよう」とか、悩みだすと時間がかかるもの。思い切ってイヤーアルバムの選定に任せるのが時短の道だ。
ただし、チェックの結果、写真の入れ替えが必要な場合もある。そんな場合でも、イヤーアルバムには利用者を迷わせないための仕掛けがあった。