1男1女の母親、家事代行・ハウスクリーニングサービスの(株)ベアーズ専務、家事研究家など、たくさんの顔を持つ高橋ゆきさん。高橋さんが日ごろから実践している掃除方法を伝授してもらいます。共働き世帯向けのツボを押さえた効率的な方法をマスターしましょう! 今回は「日ごろの掃除リスト」をご紹介します。

ちょこちょこ掃除をしておけば、大掃除は不要

 「ちょっと掃除しないとマズイかな…」。忙しいデュアラーがふと予定のない休日に気付く現実。この連載では、家の各部屋の効率的な掃除方法を紹介してきました。

 でも、一旦ピカピカになったお部屋も、放置すればすぐ汚くなってしまいます。家族全員で力を合わせて、「キレイ」をキープしていきたいですね。

 汚れは一度作ってしまうと掃除がとっても大変になります。忙しいからこそ、日ごろのちょっとしたケアを習慣付けたほうがラクなんです。汚れやホコリがたまる前に予防すれば、掃除の手間がグーンと減ります。「これができていれば大丈夫!」というお掃除リストは下記の通りです。

日ごろのお掃除スケジュール

【毎日の朝晩&使うたびに】
□洗面台の鏡、キッチンの流し台、蛇口など水回りの水を拭き取る。
 (お古のTシャツなど、不要な布を約10㎝四方に切り、水回りのそばに置いておくと便利。水気をササッと拭いて、そのまま捨てる。面倒ならティッシュでもよし)
□トイレを使ったら便器や壁を拭く。
 (アロマ入りエタノールを使って、便器や床、壁を拭き、イヤなニオイもシャットアウト。 (参考ページ:「自家製アロマウォーターで面倒なトイレ掃除も楽しく」
□キッチンのコンロは、使うごとにササッとケア(参考ページ:「キッチン掃除は調理の30秒後が命」)。余熱があるうちが勝負。
□浴室は出る前に、鏡のケアをしてウロコジミの防止&壁に冷水をかけてカビ防止を。必ず最後に足で水はけするのも忘れずに!
(参考ページ:「お風呂上がりに「足はけ」してますか?」
□布団を干すのは部屋の中で! イスにかけて湿気を除去(参考ページ:「多忙な共働き家族でも、ふかふかの布団で眠れる!」)。