照り焼きやカリカリ揚げ焼きなら、小さい子どもも喜ぶ

 小さいうちは、香ばしく照り焼きにしたり、衣をまぶしてカリカリに焼くと、喜んで食べるもの。骨もきちんと取り除いてあれば、お肉感覚でダイナミックに食べるはずです。

 魚を「漬け」でストックするときも、あらかじめ骨抜きしてあれば、次の料理もてきぱき進み、ストレス知らずですよ。平日は余裕がなければ、時間がある週末に骨抜きしておくといいですね。

 また、子どもは煮魚や焼き魚よりも、衣をまぶして甘辛く焼いたり、スパイシーにしたり、という調理のほうが好むようです。カリカリに焼くレシピを覚えておき、いろんな魚で応用してみてくださいね。

たとえば今日はこんなメニュー

●カリッと香ばしく、カレー風味で臭みもなし「さばのカレー風味ソテー」

(作り方)
1 さば(身から中骨をはずし、2~3cm幅のそぎ切り)1尾分(2枚おろし)は塩をふる。A(小麦粉大さじ1、カレー粉小さじ2)を混ぜ、水気をふいたさばにまぶす。
2 フラパンにサラダ油を多めに熱し、弱めの中火でさばを皮目から焼く。両面がかりっとするまで焼く。

●「漬け」にした鮭を使って「鮭の照り焼き」

(作り方)
1 生鮭2切れは切り身を半分に切り、酒・しょうゆ各大さじ1をふって冷蔵庫で保存しておく。
2 1の汁気をペーパータオルで拭き、小麦粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、フタをして鮭を両面かりっと焼く。
3 フタをとり、余分な脂をペーパータオルで拭き取り、B(酒・みりん各大さじ1、砂糖小さじ1、醤油大さじ1.5)を回しかけて煮詰める。

(取材・文・写真・イラスト/柳本 操)