メモ
iPhoneに標準搭載されているメモ用のアプリ。メモの内容はそのままメール送信することもできる。iCloudで他の端末と同期でき、iPhoneやiPad、パソコンで同じデータを利用できる。
小田 なぜですか?
美崎 メモはiCloudで他の端末と自動的に同期できるからです。アップルのクラウドサービス「iCloud」の同期設定をオンにしておけば、パソコンやiPadとメモを共有することができます。
Windowsパソコンでもブラウザから「iCloud」に接続してメモを開くと、メモの内容を確認、編集できる。編集内容はiPhone内のメモにも反映される
小田 何もしなくても同期されるのですか?
美崎 iCloudの同期設定がされていれば、何もしなくても同期されます。iPhoneとiPadでも、iPhoneとパソコンでも同期されるので、家でやった仕事内容をメモにコピーしておけば、外出先でも確認できます。
ワードで作成している文書であっても、必要な部分はテキストだけだったりするじゃないですか。同じテキスト情報なのであれば、ワードで持っているよりも、単純にテキストで持っている方がやり取りしやすいです。
小田 確かにそうですね。
美崎 だから一番便利なのが、テキストをメモに入れて、iCloudで同期しておくことなのです。Windowsを使っている人なら、Dropboxにテキストファイルを置いておくのもいいですね。
便利ワザ——iPhoneで複数の写真を送るには?
小田 子どものお友達が来て一緒に遊んでいることがあります。その写真を撮ってパパママに送りたいと思うのですが、iPhoneでは複数枚の写真を同時に送りにくいですよね。例えば5枚の写真を一度に送る場合、iPhoneではどうやればいいのでしょうか?
美崎 写真を複数添付してメール送信したいということですよね。意外とやったことがない人が多いかもしれません。
まずは写真アプリを開いて「選択」を選び、写真を複数枚選びます。そして左下の共有アイコンをタップして、メールやメッセージを選んで「送信」を実行すれば、複数枚の画像を送れますよ。
カメラロールなどで画面右上の「選択」をタップして写真を複数枚選んだ(左)あとに、画面左下の共有アイコンをタップする。そうするとメッセージやメールで送信するメニューが表示される(右)
(3月11日公開予定の第3回記事へ続く)
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(ライター/岡本奈知子、撮影/近森千展)