こんにちは。料理研究家の武蔵裕子です。

 仕事が長引いて帰宅が遅くなった、病院を受診することになってしまった、あるいは突然の雨で買い物ができなかった、夕食を作る元気がない……。

 そんなハプニングが子育てにはしょっちゅう起こります。そんなときのためにぜひおすすめしたいのが、「魚の缶詰」を買っておくこと。

添加物なし、骨まで食べられる…いいことづくめの魚の缶詰

 魚の缶詰? いちおう災害時用の備蓄用に買ってあるけど、料理したことがない。そのうちに賞味期限が切れてしまった、なんていう声が聞こえてきそうですねー。

 それはとってももったいないこと。こまめに使いながら、新しいものと入れ替えしておくほうが、ムダになりませんよね。

 しかも、魚の缶詰はけっこう優れもの。よけいな添加物は入っていないし、骨まで食べられるくらい柔らかく調理されています。家庭で、いわしを骨ごと食べようと思うと、圧力鍋を使ったり、それこそ大変な手間が必要になりますから。

 最近は「缶詰バー」なんて流行しているみたいですよね。衛生的だし日持ちもいいし、そこそこおいしいのだから、忙しい子育て期にこそしっかり活用したいものです。