子どもが病気になったときの「サポート体制」を考えておく

 ワーママにとって、子どもが病気になった時にどう対応するかは大きな問題です。特に抵抗力の弱い赤ちゃんは、すぐに熱を出したり、お腹の調子が悪くなったりするものです。

 もちろん、仕事を休んで看病してあげられればそれに越したことはないですが、病気になるのは突然です。どうしても仕事を休めない日もあります。また、1日で治るとは限りません。数日休まなくてはならないケースも。そんなときにどう対応をするか、パパと相談しておきましょう。

 パパとスケジュールを確認しながら交替で休む、祖父母にサポートにきてもらう、病児保育を利用するなど、対策をいくつか考えて、リストアップしておくとよいでしょう。

 ただし、インフルエンザやノロウイルスなど感染症の場合は、祖父母にお願いできなかったり、利用できない病児保育があったりするので、事前に調べておきましょう。

 子どもは大きくなるにつれて免疫もつき、だんだん丈夫になっていきます。乳幼児の大変な時こそ、パパと協力しあって乗り切りたいものです

 復帰前にしっかりと済ませておきたいのが子どもの予防接種です。特に0~1歳のうちに接種したほうがよい予防接種の数はたくさんあります。

 子どもの体調不良で仕事を頻繁に休まざるを得ない上に、予防接種でも休みを取ることになってしまいます。なるべく産休・育休中に予防接種のスケジュールを組み、できるだけ済ませておきましょう。

(ライター/西山美紀)