実勢価格は2万9800円。高いか安いかは意見が分かれるところでしょうが、子どもの健康を考えたら、専用の掃除機を買ってベッドサイドに置いておき、1日1回掃除するほうが、掃除機のアタッチメントをいちいち替えて、掃除機本体の汚れが布団に付かないように気をつけながら掃除するより、よほど手軽で気軽だと思うのです。そういう意味で、時間に追われながら子育てをしているDUAL家族向きの家電といえるのではないのでしょうか。
本格的なダニケアには布団乾燥機も併用しましょう!
東京環境アレルギー研究所とレイコップ・ジャパンの調べによると、レイコップRSは3分で90%以上のハウスダストを除去できる(実環境シミュレーション)そうです。ハウスダストや花粉症対策にはレイコップRSが有効だと思いますが、ハウスダストの原因であるダニ対策を徹底したい人には、まだこれでは不十分。というのは、生きているダニを掃除機で吸おうとしても、繊維などにしがみついて吸い取れないことがあるからです。
そこで、徹底的なダニケアをしたいという人には、レイコップRSなどを使った布団掃除だけでなく、布団乾燥機を使ったダニ退治も併用することをお勧めします。天日干しでは「布団の内部乾燥」が不十分ですが、布団乾燥機を使えばバッチリです。
一方、布団乾燥機ではダニ退治はできても死骸やフンなどのハウスダストを取ることはできません。布団乾燥機で乾燥した後に、掃除機を使って一掃するというやり方がベストです。
(文・写真/IT・家電ジャーナリスト 安蔵靖志)