男子に届くのは、目を合わせて低い声の真剣な言葉
例えば、片づけをしてほしいときに、「お片付けできるかなー?」と言っても男の子は聞きません。
最初に姿勢を低くして、目線を合わせて、「お片付けをお願いします」と、(少し低めの落ち着いた声で)しっかりと伝えてください。
「最初に、真剣に話をする」という習慣をつけておくことが肝心です。二度目も聞かなかったら、もう一度、繰り返します。一方的な言葉の投げかけをしても、男の子は聞いてないんです。何かをしながら聞くということが苦手なんですね。
それから、人前で恥をかかせてしまうのも避けてください。プライドを大切にするのは男の人も男の子も同じ。人前ではパパの悪口を言わないというのも同じ。〝男子″はプライドを傷つけた人の話は絶対に聞かなくなってしまいますから。
ママが爆発しがちな「男の子の3つの特徴」とは?
感情的になってしまうことが決して悪い訳ではありません。ママたちが理解できない理由には、「男の子の特徴」があるということを理解してくださいね。ここで、「ママが理解できない男の子の姿」を3つお伝えしておきます。
●1つずつしかできない
男の子は伸び方がいびつで、1つずつしか学習していけないように感じられます。できるようになったことも、次のことを覚えるとまたすぐに忘れたり…。
ママは「どうして〇〇ができるのに、コレはできないの!?」とイライラしてしまいますが、「1つずつ」と理解してあげてください。逆に、女の子は一気にまんべんなくできるようになってくれる感じ。
●男の子特有の「イヤな気持ち」は一気に爆発する
男の子は、悲しい・悔しい・頭にくる…という負の感情がまとめて頭に入ります。また、許容量も小さいので、すぐにあふれて、一気に爆発してしまいがち。
日頃から「悔しかったね」「悲しかったね」と、彼らが感じている気持ちを言葉にしてあげることが大切です。爆発してしまった時も、子どもの気持ちを慮ってあげてくださいね。
●ママとは興味のスイッチが違う
男の子たちは、ママの言うことに反している、というつもりなんてありません。自分の興味に忠実なだけなんです。
ママにとっては、「言うことを聞いていない」ように見えますが、興味の持ち方がママ(女の子)と違うだけ。
では、逆に女の子はどうでしょうか。