本当に保育園に預けるべきか、夫婦で議論もした

 7日間の慣らし保育も終わり、通常の園生活が始まっても、娘は毎朝登園の度に泣いていました。先生からは「1~2カ月かかる子もいますし、大丈夫ですよ~」と言われるのですが、来る日も来る日も、毎朝泣きじゃくるんです。それを見るのは辛いもので、夫婦で「本当に保育園に預けるべきなんだろうか」と議論することもありました。

 ちなみに、10カ月で保育園に通い始めることになった長男はというと、「遊んでくれる人増えたなぁ!」「家より自由に動けるなぁ」という感じで“慣らし保育”中もご機嫌に過ごしていました(笑)。

 1歳を過ぎてコミュニケーションがとれ始めた今では、預けるときに時々泣くこともありますが、お気に入りの先生を見つかり、問題なく過ごせています。もちろん個人差もあるとは思いますが、保育園に通い始める年齢によるところも大きいと実感しています。

保育園に預け始めに親ができる5つのこと

 わが家では、子どもが保育園に慣れるまで親としてできることについて妻と何度も話し合いました。熟考を重ねて実践し、成功した5つのポイントを紹介します。

1.預けるときは「サッ」と。お迎えは「ギュッ」と。

 嫌がり始めた初期は、登園前夜から「明日は行かないからね」と子どもに宣告を受けていました。2歳の子どもにリスクヘッジされるとは思ってもいませんでしたよ。

 預けるときはそっけなく感じるかもしれませんが、「サッ」と預けるのが鉄則です。親も子どもも、長くいればいるほど離れにくくなるもの。そこは、親が元気に「行ってくるね!」と突き放してあげるのも優しさなのでしょう。

 ただし、突き放し方も大切。不安な表情で引き離してはいけません。子どもが泣いていても、とにかく明るく笑顔で送り出してあげてください!

 さぁ、お迎え。我慢していたんだから、お迎えのときくらいは思いっきり甘えさせてあげてください。ちゃんとパパ・ママが迎えにきてくれることをしっかりと覚えさせると良いと思います。頑張ったときにご褒美が欲しいのは、大人も子どもも一緒ですから!