掃除グッズはしまい込まず、風通しの良い場所で乾燥させる

 ちなみに、「掃除グッズはどこにしまったらいい?」という質問もよく受けます。

 でも、使用後の掃除グッズをまとめて棚の中にしまい込むのはオススメできません。どんなにかわいい収納箱を作っても、湿気を帯びた掃除グッズは、カビやニオイのもとになるからです。使った後は、風通しの良い所に置いて乾燥させるか、一度限りで捨ててしまうのが理想。特に、ストッキング団子を再利用する場合は、中身を分解してから乾燥させてください。

 「掃除道具は何となく隠したい」と思うかもしれませんが、その考えを逆手に取って工夫するのも楽しいです。例えば、赤や青など、カラフルなイラスト入りのぞうきん。これならインテリアとして、あえて見える所に置きたくなってしまいます。すると、メリットがもう一つ。棚の中にしまい込むよりも、通気もよく衛生的にも好ましいです。

 皆さん、いかがでしょうか? 高橋ゆきの「楽々キレイ」を20回にわたり連載しましたが、最後に、皆さんがお掃除を「楽々(楽しくラクに)キレイ」にできるための心構えを話したいと思います。