天井はフローリングワイパーにぞうきんを付けて

 手が届かない天井の掃除にはフローリングワイパーを使いましょう。ワイパーにぞうきんをセットして、洗剤をかけて拭くのです。このとき、眼鏡や水中ゴーグル、マスク、ゴム手袋などを身に着け、上から垂れてくる洗剤が掛からないようにしましょう。換気扇を回しておくことも忘れずに。

しつこい鏡のウロコじみ、くるくる磨きでピカピカに

 毎日のケアで予防ができる鏡のウロコじみ。もしうっかり作ってしまってもちゃんと磨けばピカピカな鏡によみがえります!(■入浴後3分のお手入れで、鏡のウロコジミ撃退

排水溝につまった髪の毛はイヤなにおいの原因に

 バスルームの排水溝に髪の毛がつまったままだと、においの元になります。普段からキレイにしたいところですが、気になる人は、時期を見て集中ケアをしておきましょう。

 バスルームの排水溝のぬめりは、重層に酢を加えて流し込むと効果的です。発生した泡でキレイに掃除できます。酢の成分が排水溝の表面を傷めることもあるので、頻繁には使い過ぎないようにしてください。年に1度くらいがちょうどいいでしょう。

浴槽の水垢ラインはバスタイムの直後に

 バスタブについた垢汚れは、浴槽にお湯がたまっている状態で風呂用洗剤をつけておくと落ちやすくなります。お風呂から上がった後、お湯を張ったまま、垢汚れがついている水面ラインに洗剤を吹き付けます。10分ほどおいたあと、スポンジでキュッキュッとこすってください。汚れがゆるんで落ちやすくなっているはずです。

ゆきさんからアドバイス 「浴室の大敵! カビの正体は?」

 「温度が25度以上で、湿度は60%、酸素があり、汚れや石鹸カスなどの栄養物がある」。これがカビが繁殖しやすい4つの条件です。常に温度と湿気があるバスルームは、まさにカビの恰好の場。住環境にもよりますが、梅雨時はもちろん、冬でもカビ対策が必要な場合もあります。カビは、できる前に予防するのが一番です。「お風呂上がりに「足はけ」してますか?」で紹介した毎日の浴室ケアもポイントです。入浴するごとに、3時間以上を目安に窓を開けたり、換気扇を回すのも効果的です。

(文・イラスト/福島由恵、撮影/稲垣純也)