「〝すぐの法則″とは、〝数字で、具体的に″という意味の言葉です。漠然と〝子どもと遊ぶ時間をつくりたい″といったことではなく、もっと具体的に〝子どもに週3冊は本を読んであげたい″〝子どもと遊ぶ時間を平日夜に15分は作ろう″などと設定してみてください」

 池田さん曰く「ぼんやりとした目標は、ぼんやりとした結果しか生まない」もの。できるだけ数字で具体的に考える習慣を身に付けたい。

 さらに池田さんがすすめるスケジュール管理のひと工夫がこちら。時間に制限がある働き方をしているワーママ、ワーパパはぜひ参考にしてほしい。

□月曜日の午前中と金曜日はなるべく会議・打ち合わせを入れない。
(月曜日は、そもそも祭日でつぶれやすいし、金曜日は子どもが体調を崩す可能性が圧倒的に高いから)
□共有スケジュールの定時以降は予定をブロックしておく。
(〝この人は18時以降はいない人なんだ″と認識してもらうことがコツ)
□手が空いたときに職場の人に〝貸し貯金″をしておく
ちょっとした時間で他の人の業務を手伝ってあげていると、つもりつもって、自分が困っているときに助けてもらえる

 「考える時間を確保すると頭と心が整理され、行動が変わります。そうすると未来は変わってくるのです。″忙しいから…″とあきらめないで、やりたいことに積極的に挑戦していきましょう」

(ライター/田中美和=Waris)