もう一つのポイントは、同時にできないかを考えてみること。例えば、普段やりたいのになかなかできていない「運動」と、「本を読むこと」を一緒にできないかを考えてみる。
すると、「通勤電車の中でつり革につかまって足のストレッチをしながら本を読む」といった解決策が生まれてくる。
「〝子どもと遊ぶこと″と〝掃除″を同時にできないか考えた結果、〝一休さんごっこ″と題して、床の雑巾がけにゲーム性を持たせて親子で取り組んでいるという女性もいます」
「〝全人類から認められるような完璧″を追求し始めると、自分が苦しくなるばかりです。自分なりの基準を設けて、行動ルールを決めることが、自分の時間を確保することにつながります」
では、時間管理の「自分基準」とはどういった内容だろう? 池田さんは以下の4つを例として挙げた。
いつも時間に追われているように感じる人は、こうした時間との付き合い方に関する自分ルールを作ることも一案だ。
加えて池田さんが紹介してくれたのが、「子どもとの時間を作りたいときの〝すぐの法則″」。