野菜を焼くと、適度に水分を飛ばしながら素材のうまみを凝縮させられます。長芋、パプリカ、グリーンアスパラなどいろいろな食材がすごく甘くなるんです。

 夜の“家飲み”や、ホームパーティーのときにもささっとおいしいおつまみができあがるのもうれしい。中まで火が通りにくい鶏肉や骨付き肉も調理もグリルなら失敗知らずです。

 できあがりをそのまま食卓にのせられますが、くれぐれも火傷には気をつけて。取り出すときも、必ず高温に耐えられる仕様のミトンを使ってくださいね。

 さて、魚焼きグリルを使った具体的な料理テクを紹介しましょう。

●テイクアウトのお惣菜をグリルで温め直し

 忙しいときに買ってきたコロッケや餃子などを電子レンジで温めると水分が出たり、べちゃっとしてがっかり……。そんなときもグリルなら失敗知らず。

 グリルにアルミホイルを敷いて温めれば、外はカリカリ、中はホクホク。できたてに近い状態に。片面焼きは2分ほど焼き、途中裏返して1分。両面焼きなら2~3分を目安に。