子育ては「初めての体験」の連続。どうすればいいか、途方に暮れることも少なくありません。「どうすればいいのか」と困ったときに誰に相談するのか。全国2000人の、小学校6年生までの子どもを持つ男女に聞いてみました。(調査概要は過去記事を参照)。

 調査対象は、小学校6年生までの子どもがいる「互いに扶養に入らない共働き世帯」「妻が夫の扶養に入って働く共働き世帯」「妻が働いていない世帯」という3つのグループです。子どもを進学させたい中学のイメージについて、もっともあてはまるものを1つだけ選んでもらいました。

 まずは女性のベスト5を見てみます。

 女性の1位は、3グループとも「パートナーに相談する」でした。「自分の母親に相談する」「ママ友に相談する」「インターネットで検索する」といった回答より10%以上高い結果となりました。

保育園はDUAL世帯の強い味方

「互いに扶養に入らない共働き世帯」と「妻が夫の扶養に入って働く共働き世帯」の女性で2位に入ったのが「自分の母親に相談する」だったのに対して、「妻が働いていない世帯」の2位は「ママ友に相談する」。一方、「互いに扶養に入らない共働き世帯」の場合、「ママ友に相談する」は「インターネットで検索する」よりも下の4位になっています。

 5位は3グループとも「学校や幼稚園、保育園、塾などの先生に相談する」でした。これを選んだ人たちを子どもの年齢で見ると、興味深い結果が見えてきます。