小室淑恵です。2児の子育て真っ最中の共働き世帯ママとして、そして、ワーク・ライフバランスのコンサルティングを手掛ける株式会社ワーク・ライフバランス社長として、DUAL読者のみなさんに情報発信をしています。今回は、出産前後の家事をパパに快く手伝ってもらうコツをお話します。

 産後、病院から自宅に帰ってくると、いよいよ赤ちゃんとの生活がスタートします。ママとしては、出産の感動と、長い妊娠期間を経てやっと赤ちゃんとの生活が始まるうれしさもあり、「育児は全部自分の手でやりたい!」という思いにかられるかもしれません。確かに、子どもが生まれて間もない頃は、授乳というママのほうが得意な仕事があります。でも、授乳以外では、育児においてママのほうが絶対的に得意という仕事は、実はそんなにないのです。

 大切なことは、育児から夫を排除せず、なるべく早い時期に育児の「当事者」になってもらうこと。仕事でも、一部だけを切り取った「作業」だけを任されても、やっていて面白くないもの。育児でも同じことがいえます。「育児という壮大なプロジェクトのスタート時から、パートナーをメンバーとして迎え入れましょう。ママはリーダーとして、裏からプロジェクトを盛り上げることが重要なのです。

里帰りの場合は、パパとの接点を多めに

 ここで、ママだけが育児を抱え込んでしまったり、ママの実家に頼りきりになってしまったりすると、出番のないパパは育児参加の機会を失ってしまいます。さらに、パパに接する機会の少ない子どもはパートナーになつかないままとなり、「やっぱりママじゃないと泣き止まないよ」などと、さらにパパが育児から遠のく、という悪循環に陥ってしまうかもしれません。ですから、退院後、ママの実家に里帰りする場合は、できる限りパパに会う機会を設けたいものです。

次ページから読める内容

  • 「出生届提出」などパパにお願いするものは多い
  • 必要な書類を誰がどのように出すかをチェックしておく
  • 産後1カ月程度の外出は、パートナーに頼もう

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