大きな問題が無ければ、とにかく自然に人間関係を構築していこう
保護者が引っかかりやすいポイントを中心に書いてきましたが、そんな不満や疑問がない人は、「先生とうまく付き合わなくては」と意識し過ぎなくていいと思います。日々、必要なことを伝え、笑顔であいさつをしているうちに、信頼関係は自然に築かれてくるはずです。
連絡ノートや送迎時、個別面談などでは、子どものことや家庭での生活について、積極的に書いたり話したりしたほうが、先生も子どものこと、家庭のことを理解できて助かると思います。先生のほうからも、それに応じるような形で保育園での子どもの様子を伝えてくれるでしょう。こうして子どものことをあれやこれやと気軽に話せるようになると、本当に心強いものです。
なお、担任の先生のやり方にどうしても納得がいかない、相談しても誠実な対応がないというときは、主任や園長に相談するのもありです。
さらに、保育園全体が、保護者の言うことに聞く耳を持たず、問題について話し合うことができないという場合は、保育園が「入園のしおり」などに記載している「第三者委員」に相談するか、市役所の担当課に相談します。特に、子どもの保育が不適切に見える場合などは、子どものためにしっかり意見することも大切です。