娘のお弁当持ち塾生活が始まったばかりのころ。お弁当は塾バッグに入りきらないのでポーチに入れて、バッグと別に持っていたのですが、それを電車内に置き忘れてしまったという事件がありました。

 会社にいた私のところへ泣きのメールが入り、しかたなく私はすぐさま会社を出てはるばる終点の駅まで…

 まだぬくもりの残る弁当を引き取り、塾へ届けました。お弁当タイムに間に合った!

 二度とこんなことをしたくないので、お弁当はポーチでなく手提げバッグに入れ、塾バッグ(リュック型)と手提げの二個持ちを定着させるようにしました。ポーチのようなちょこんとしたものより、手提げくらい存在感があるほうが忘れにくいし、荷物も振り分けて重さを多少分散させられますので具合がよかったようです。

 お弁当関連ではいろいろと「事件」が勃発しますが、塾生活が軌道に乗るにつれてだんだん減っていきます。日々是改善、うっかりしにくい方法や手順がだんだん生活に組み込まれていくというのも共働き子育て生活の醍醐味です(かな?)。

子どもに弁当を自分で作らせるのもあり

 こじろう(第二子)の塾生活が始まったころ、またろう(第一子)は給食のある公立中に通っていたのでほかに弁当の必要性がありませんでした。私はこじろうに

 「朝、お母さんがお弁当を作っていくと、夜まで長いから、腐っちゃうといけないよねぇ。自分で作ることにしたらどうかな?」

 と持ちかけてみたところ、こじろうはそれもそうだと思ったらしく、自分でお弁当を作ることを承諾しました。