自らも共働き夫婦であり、現在も代表を務める「保育園を考える親の会」で数多くの共働き夫婦に様々なアドバイスを行ってきた普光院亜紀さん。今回は、普光院さんに、復職直後の働き方に関するアドバイスを伺いました。

園からの「発熱コール」にも動じない体制を整えよう
園からの「発熱コール」にも動じない体制を整えよう

 「復職して2カ月。出社できたのはたったの20日。会社のトイレで泣いています」というお便りが「保育園を考える親の会」に届き、ついもらい泣きしてしまったことがあります。

 「産休・育休で休んだ分、しっかり働かなくては」「ママ社員は使えないと言われないように頑張らなくては」と、特別な覚悟をもって育児休業から復帰する人も多いでしょう。それなのに、子どもの病気で会社に行けない日が続くと、がっくりきてしまいますね。

 預け始めの時期は、子どもは本当によく病気をします。そのために、予定していた仕事の予定が崩れることは、ある程度、想定しておくことが必要です。

 子どもが病気になったときには、まず子どものケア(病院に行く、看護する)のための段取りが必要ですが、自分の仕事への対応としては、

1. 会社を休むために必要なこと(休む間の仕事のやりくりなど)
2. 会社に行くために必要なこと(実家のヘルプ、病児保育など)

の両方を考えなくてはなりません。

 「2」については、「子どもが病気のときの保育ってどうするの?」に詳しく解説しました。ここでは、「1」のママやパパが仕事を休んだり早退したりする場合の、仕事のやりくりについて考えてみましょう。

突然の早退や欠勤でもあわてずに済むように、日ごろから用意を周到に

 「そのとき」は突然やってきます。朝起きて子どもの額に手を当てた瞬間「まずい!」とママ&パパの間に緊張が走る、あるいは、さあこれから会議という職場での昼下がり、電話が鳴って保育園の先生の声が……。そんなときの仕事への影響を最小限にするために、こんな備えをしておきましょう。

次ページから読める内容

  • 家庭でも、職場でも、「ホウ・レン・ソウ」を実行する
  • 休んでも仕事が滞りなく進められる環境を整備する
  • 仕事を前倒しに進め、日ごろから信頼獲得に努める
  • 残業や出張に対応できないママが、職場ですべきこと
  • ワーママは、キャリアを長期的に考えることが必須

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