離乳食作りで「野菜そのものから出るうま味」を発見!

 毎日のように夫婦で料理をしているせいか、子どもも自然と料理に興味を持つようになりました。息子の舜も2歳くらいから「僕もやってみたい!」と意思表示するように。

 そういうときは、子ども用の包丁でいろんな野菜を切ってもらいます。危なっかしい手つきですけど、できたときは満足して大喜びです。

 舜が最初に作った料理は「きゅうりのナムル」。きゅうりを切って、ごま油と塩、煎りごまを混ぜるだけのシンプルな料理なんですが、初めて自分が作ったからか、ずっとその味を覚えていて今でも大好物なんです。レパートリーが増え、にんじんの炒めナムルもよく作ります。ナムルは香辛料を使わないシンプルな味付け。離乳食の後期から、時々食卓に出すようになりました。

 僕は離乳食を作るようになって、「野菜そのものからうま味はたくさん出る」ということに気付きました。丁寧に下処理をしたら、そんなに味付けをしなくても、野菜そのものから出るうま味でおいしくなることを発見したんです。

 料理というと、いろんな味付けを足していくのがおいしいというイメージがありますけど、素材の持つ、そのままのおいしさを引き出すことも料理なんだと、改めて気付いたんです。