転園先での「慣らし保育」に対応する方法としては、下記の3つが挙げられます。

【転園先での「慣らし保育」への対応策】
1. 早めに保育園側に自分たちの勤務状況を伝えて、「慣らし保育」をどうするか相談しよう。なるべく短くなるように考えてくれる園が多いはず。転園の場合は、子どもが園生活に慣れているという理由で「慣らし保育」をやらないこともある。

2. 「慣らし保育」の期間が決まったら、その間どうするか、ママとパパで相談しよう。実家の援助があれば言うことなし。期間が短ければ、ママとパパが分担して有休や半休を取り合っても何とかなるはず。

3. ママ&パパの仕事がどうしても対応できない、実家の援助もない、園も妥協しない、という場合は、外の援助を頼む必要がある。ベビーシッター、ファミリー・サポート・センターなどに送り迎えを頼むことができるが、その保育者が子どもと初対面の場合、「慣らし保育」のために慣れない保育者を頼むという矛盾したことになってしまう。そうなってしまうことを、保育園にも伝えて検討してもらおう。

子どもの慣れ具合は、年齢や成長段階によって異なる

 保育園にすぐに慣れるかどうかは、子どもの年齢によっても違います。

【子どもの年齢別・保育園への慣れ具合】
1. 人見知り前の0歳児 → 泣かないですぐ慣れる。
2. 人見知りをする0~1歳児 → 最も親への執着が強い時期なので、泣いてしまう子どもが多い。心配になるほど粘り強く泣く場合もある。
3. 2歳以上児 → 年齢が上がるほど、泣くことは少なくなる。時間の感覚ができると、夕方にお迎えに来てくれることなど、言葉で理解するようになる。