塾を選ぶときに、「弁当がいらないところがいいな~」とか思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。弁当のあるなしは、相対的に小さな問題です。

 塾の中身がどうなのかというのが、もちろん一番の問題です。

 そして、それより手前に来る優先順位ゼロ番、つまり最重要ポイントは子どもが自分で行ける、ということです。

 帰りは、遅くなるのが普通ですから、いずれにせよお迎えが必要になります。とはいえ、学童より、保育園より遅いお迎えですからむしろ好都合なくらいです。それはいいんですが、行くときは自分で行けないと困ります。

 家に親がいるならば、極端な話、塾バッグと弁当とおやつを車に乗せて、小学校近くまで行って子どもをピックアップし、車に乗せて走りながらおやつを食べさせ、ランドセルを塾バッグに持ち替えさせて塾に送ってしまうなんて芸当もできます。この場合、下校時刻から20分かそこらで塾の授業開始、ってのもありえないことではないですが…

 子どもが自分で歩いて小学校から家に帰ってきて、ランドセルを置き、おやつを食べてちょっと休憩。それから塾バッグとお弁当を持って出発、塾までは徒歩か電車・バスで。

…となると、かなりの時間的な余裕が必要です。

 わが家の場合、小学校から家までは徒歩で5分くらい、家から塾までは徒歩と電車で40分くらいというロケーションでした。こじろう(第二子)のときは、塾開始が5時、下校時刻は3時半くらいでしょうか。日によって多少遅くなりますが、塾に遅刻したことはほとんどありませんでした。

 はなひめ(第三子)が同じ塾に通うようになって、途中で塾開始が10分早まり、4時50分になりました。そうすると、はなひめが「超」のつく「ゆっくりさん」だったこともあって、けっこう遅刻がありました。だいたい、下校時刻の「相場」がこじろうよりかなり遅いんですよね。教室で飼われている亀でも見てたり、お友だちとしゃべっていたりするからでしょうか、とにかくイライラさせられました。

塾への行きやすさや授業開始時刻、安全性は譲れない

 というわけで、お子さんの生活速度によっても必要なゆとりは違いますが、塾の近さ、行きやすさ、途中の道の安全性、塾開始時刻は譲れないポイントです。

次ページから読める内容

  • 「小さな塾」は当たり外れが大きい
  • 大手塾の特徴(東京エリア)
  • 開成に受かる子はどこの塾でも受かる

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