DUAL読者の体験談

大学病院主催の「両親学級」
参加を機にパパが変わった

Y・Mさん(神奈川県在住)

 出産した大学病院が両親学級(月1回・全4回)を開催していたので夫婦で通ってみました。産婦人科の助産師さんを講師として、実践あり講義ありの有意義な時間を過ごしました。沐浴や抱っこの仕方などを学び、その後、パパも自然と私やおなかの中の赤ちゃんを気遣ってくれるようになったので助かりました。出産予定日の近いママ・パパとも親しくなり、メールのやり取りをするように。子どもを産んだ後も家族ぐるみでお付き合いをし、子ども連れの食事会も開催するほど仲良くなりました。

 区役所に母子手帳をもらいに行ったとき、区の子ども家庭支援課でも両親学級の案内が置いてあったので、そちらにも参加すればよかったな、と思うほどです。

 今やわが家の子どもは私より夫に懐いていて、私がいないより、パパがいないときのほうが寂しがります。それもあってか、パパは家事の面でも大活躍してくれます。特に料理はプロ級の腕前。休日にはテールスープを3時間煮込んだり、ビーフシチュー、牛筋大根の煮込み、梅ジュース、ジャム、あんこ……とおいしい料理やお菓子のオンパレード。働く母として大助かりです。これも両親学級に参加して、父親の役割を認識したからこそではないかと思っています。

(取材・文/西山美紀、撮影/鈴木愛子)