共働き家族が一日の疲れを癒やす浴室は、いつも気持ちの良い空間にしておきたい場所。なのにちょっと油断すると、カビが生えたりヌメリやいやなニオイが発生したりすることも……。ある日、鏡をのぞくと白い汚れがウロコのようにこびりついていて、ギョッとしてしまったりしませんか? こうした汚れも、できる前に手を打っておきましょう。お風呂から上がったときのほんのひと手間でラクラクキレイをキープできます。
浴室の大敵! カビ予防は徹底的に
カビは湿気と大の仲良し。特にバスルームのように湿気がこもりやすい場所では、カビは簡単に発生します。浴室の壁や天井、ドアの隅などは黒ずみ、放置するとバスルーム以外の部屋や家族の健康にも影響が及ぶこともあります。カビが原因で健康を損なうと、共働き生活には大きな痛手に。浴室を出るとき、1分でできるお手入れ方法を紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。
【NG】
よくやってしまうのが、オモチャの洗面器収納。底にたまった水がカビやヌメリの原因になります。そのオモチャを湯船に入れるとお湯が汚れますし、子どもがオモチャやお湯を口に入れたら健康を害する危険にもつながります。
【GOOD】
小さい子がいる家には付き物のお風呂用オモチャ。これは洗濯ネットにガサッとまとめ、ポールにS字フックをかけて収納しましょう。例えば、お風呂上がりにママやパパが「シャワーの水掛け&水はけ」をやって、その間にオモチャの片付けを子どもにお願いしてはいかがでしょう? 「どっちが早くできるかな? よーいどんっ」と、ゲーム感覚でやってみるとノリノリで片付けてくれるかもしれません。
洗面や脱衣所の湿気もサヨウナラ
お風呂上がりには洗面所や脱衣所も湿気でムンムンしています。できれば窓を空けて外気を取り入れて。バスマットは敷きっぱなしにせず、必ず空気を通しましょう。脱衣所と浴室の間のドアレールも、タオルなどで水気を取り除きます。使った後の洗面台も、水滴をタオルなどでサッと拭き取りましょう。
(文/福島由恵、撮影/稲垣純也)