次に、少し現実的になって、上記の妄想をサイズダウンして実現できるところがないか、考えてみましょう。

・無尽蔵にお買い物をするわけにはいかないけれど、一つだけ自分にご褒美をあげるとしたら?
・世界一周とまではいかないけれど、世界各地のお料理を楽しめるお店なんて、ないかしら?
・他のアーティストのコンサート、あるいはCDでも幸せ気分を感じられるもの、ないかしら?など。

 このプロセスを通じて、心の中のワクワクした気持ちが自然に湧いてくるようであれば良いですし、やっぱり気持ちが沈みがちだな、無理しているな、と感じたら、それはそれでいいんです。そのことも言葉にして書き出すか話すようにして、自分の気持ちを認め、少し自分を休ませてあげるといいかもしれません。

触覚や視覚など、五感をうまく使って精神的な安定を得る

 人と話したり行動したり、という感覚的な部分で心が満たされる人もいれば、安心感をもたらすようなアロマセラピーや肌触りの良いリネン類、肌着、赤ちゃん用のガーゼやタオルなど、触覚で心を癒やす方法、昔自分が赤ちゃんだったころの写真や大切にしていた物など、視覚に訴える方法、好きな音楽を聴くという聴覚による癒やしが心に響く人、など、いろんなタイプがあります。

 体が不自由でままならないこの機会にあなたの癒やしパターンを見つけておくと、将来、生活面でも仕事面でもきっと役立ちます。