ワーママの多くが「復帰後に困ったこと」として挙げているのが「子どもの病気」。まだ子どもが小さいうちは免疫力も低く、保育園の集団生活でウイルス感染もしやすい。熱が出る・病気になるタイミングは予測不可能です。仕事を持つワーママたちが、保育園からの呼び出しや突然の子どもの病気にどう対処したか、体験談を聞きました。

(日経DUAL特選シリーズ/2013年12月収録記事を再編集したものです。)

この記事は以下の調査の回答を元に作成しております。
<調査概要>
アンケートは、2013年8月19日~8月31日の間、日経BPパスポートの会員で子どもを持つ女性を対象に実施。回答者は216人。平均年齢39.7歳。正社員72.7%、パート・アルバイト7.9%、契約社員6.5%。東京都31.3%、神奈川県12.6%、千葉県11.0%。

夫婦で半日交代、祖父母出動…家族で乗り切る!

【保育園のお迎えには夫婦、家族で協力派】

●「近くに住む祖父母に迎えに行ってもらった」(40歳/情報処理・SI・ソフトウエア/広報・宣伝)

●「連絡があった当日は自分が迎えに行く。翌日以降、夫が休める場合は夫が見るが、大半は自分が休む。長期になる場合(法定伝染病など、登園許可が下りるまでが長い)は、私の親に車で迎えに行ってもらい、預かってもらう。ただ、車で3時間ほどの距離なので頻繁には頼めない」(44歳/機械・重電/技術・設計)

●「当日のお迎えは自分が行き、翌日は夫婦で交代して対応。病後児保育サービスを利用した」(42歳/その他製造/総務・人事)

●「連絡をもらったら、夫婦で帰れる方が対応。翌日も休める方が対応。夫婦で半日交替もあり。どうしてもどちらも都合がつかない場合は義母もしくはファミリー・サポート・センターにお願いする」(44歳/教育・教育学習支援関係/一般事務)

●「呼び出しされそうなときは、『しばらく出社できない』ことを見据え、仕事を前倒しにする。病気になったときは夫と一日交代で乗り切る。夫婦で相談して忙しくない方が融通を利かせる。どうしても休めないときは始発電車で出社、お昼まで仕事をして夫と交代することもあった」(46歳/情報処理・SI・ソフトウエア/一般事務)

 祖父母が遠方に住んでいて頼れない人は…