仕事や育児で忙しいデュアラーにとって、楽にキレイな家を保つためのキーワードは「予防」と「習慣」です。汚れがこびりつくと落とすのに一苦労。掃除がさらにおっくうになってしまいます。汚れる前に予防すれば、掃除は格段にラク。時間も大きく短縮できます。1日たった3分のケアで、家をいつまでもキレイにキープできるやり方があるのです。

 ここで紹介するのは、毎日の料理で汚れてしまいやすいキッチンの掃除法。キッチンがピカピカだと、料理する気持ちもグンとアップします。楽しく作って、おいしい食事がたくさんできれば家族全員がハッピーになれるはずです。

ガスコンロは調理の直後に拭く! (30秒でOK!)

1.ガスコンロ回りのケアは調理後すぐ! 余熱が残っている間は汚れが取れやすいんです。キッチンペーパーでササッと拭き取るのを習慣にしてしまいましょう

2.高橋ゆき特製「マンゴーカットスポンジ」(作り方は後述)で仕上げをします。スポンジに台所用中性洗剤を染み込ませて泡立てます。五徳に当ててスポンジの切り込みを利用して汚れを取り、水で流しましょう

※コゲなどの汚れがなかなか取れないときは、重曹にボディーソープなどの液体せっけんを加えたものを使って洗ってみましょう。お試しあれ!

3.マンゴーカットスポンジは準備が面倒、という人は、ボディータオルでもOKです。新品でもお古のタオルでも大丈夫。そのままのサイズでも、小さく切って使い捨てにしてもいいでしょう。なお、金タワシは厳禁です。コンロの表面を傷つけ、さらなる汚れの原因を作ってしまいます

高橋ゆき流お役立ちアイテム マンゴーカットスポンジの作り方

【必要なもの】カッターとスポンジ

1.スポンジの柔らかい側に、カッターナイフで格子状の切り込みを入れます
2.切り込みはタテ2列、ヨコ3列に入れる12分割が基本。スポンジの大きさによって升目の数を調節してください。切り込みの深さはスポンジの厚さの3分の2を目安に。堅いタワシの部分まで切らないように要注意

 レストランでフルーツのマンゴーを頼むと、切り込みの入った状態でサーブされますよね。あのイメージからネーミングしました。グリル網や曲がった五徳の隅々の汚れまでサッとキレイに磨けて、忙しいデュアラーの強い味方になるはずです。ちなみに、窓の桟など、キッチン以外の掃除でも大活躍するので、たくさん作っておくと便利です