ドロボーで盛り上がる男の子たちの姿を、同じ3歳の女の子たちが微笑んで見守っているではありませんか。大人だったら思わず、「何言ってるの?」「また、変なこと言って!」と怒ったり、指摘したりするはず。

 思わず「素晴らしい、女子力!!」と、3歳の女の子に脱帽した私です。

 夫婦で話をしていて、ママがパパに(否定的な)何かを言いたくなったときは、ママもちょっとだけ気を遣って、つい発してしまう嫌な言葉を控えてみてはどうでしょう? 

 だって男子の一番の魅力は、現実を考えることだけに留まらない柔軟な思考なんですから。できないだろう!とママが感じることでも、急にやってのけたりするのもパパだし、納得さえすればとても誠実にやり遂げられるのもパパですから。

 もちろんパパも「面倒だなぁ…」なんて表情は、控えてあげてくださいね。女子の話をうんうんと頷いて聞いてあげることの楽しさを積極的に見つけてくださいな。それはきっと、仕事にも活きるはずです。

 コミュニケーションの秘訣って、案外子どもたちのほうが「うまくやる方法」をよく知っていて、人を受け入れるチカラに溢れているのですよ。