パパたちに「何か子育てやっていますか?」と尋ねると、「おむつ替えています」「ミルクあげます」「高い高いはよくやりますねぇ」と答えます。そのうち、「タンスより高くすると顔が引きつっちゃうんですよね」「天井くらいからどーんと下におろしてもなりますね!」なんて。

 その盛り上がり方が前述の男子たちとどこか似ている……ママは決して言わないことを嬉しそうに話してくれます。たとえ3歳でも、女子はこんなことは絶対に言わないですから。

 男女の違いは面白いもので、いい悪いではありません。男子の面白さはこういう“ワケがわからない”ことをしたり、言ったりするところです。

 普段は仲が良い夫婦でも、子育てについて話をしていると、「なんで話が伝わらないんだろう?」「どうしてそんなことするかなぁ」と相手に腹が立つことはありませんか?  

 ママはいつも現実を直視して今の問題と常に向き合うスタンスを貫きます。一方でパパは、楽しくない、面倒な話は聞いていることが苦痛なんです。楽しいことで盛り上がっているのに冷めた目のママから現実的な落とし方をされると、パパは冷や水を浴びせられたようでその意味が分からない。

 こうして事例を並べてみても、やっぱりパパは「男の子」で、ママは「女の子」なんですね。どんなに大人になっても、男女差はそうそう埋まらないものです。

男女差はいくつになっても埋まらないもの
男女差はいくつになっても埋まらないもの

 さて、もう一度ネックレスを欲しがっていた女子の表情を見て、さらに驚き!