ファイナンシャルプランナーで生活設計塾クルー取締役の深田晶恵さん。忙しい共働き夫婦が手間をかけずにお金を貯めるノウハウを聞きました。(第1回目の記事はこちら

「決算シート」を作ってお金の流れを現状把握

――前回の記事では「忙しい共働き夫婦でも『貯まる仕組み』を作れば、あとは簡単にお金を貯められる」という話がありました。では具体的に、何から手をつけたらよいのでしょうか?

深田晶恵(以下、深田) 「貯まらない夫婦」を脱して「貯まる夫婦」にシフトするために、欠かせないのが2人のお金の現状把握をすることです。

 企業でも、年間でいくらもうけが出たか決算を行いますが、家計も同じように見ていくことが大切ですね。「もうけ」の部分が、「貯蓄できるはずのお金」なのです。

 ただし、決算といっても難しい計算をするわけではありません。年間でお金をいくら使ったか、そして収入はどれだけあったのか、基本はこの流れを整理していくだけで十分です。

 実際には、以下のような「決算シート」を作り、これに書き込む作業を進めるといいでしょう。

『共働き夫婦のための「お金の教科書」』から転載。著書には、記入に便利な白紙のシートが掲載されている
『共働き夫婦のための「お金の教科書」』から転載。著書には、記入に便利な白紙のシートが掲載されている

 ポイントは、夫婦2人の年間の支出と収入、その差額にあたる収支を把握すること。また、必ず夫婦2人のお金の流れが一目で分かるよう、「夫婦連結決算」にして1枚のシートにまとめることです。

 こうすることで、本来、夫婦2人で年間に貯められる「素の実力」が浮き彫りになります。そして、お金の大きな流れを2人で共有することができるのです。

決算は「エクセルを使わない」「年に1度だけ」がお勧め

――決算シートは、毎月作らなければいけないのでしょうか?

次ページから読める内容

  • 正直に告白せず、少なめに伝えるのも手
  • 「あなたと私は同じくらいの収入よ」と伝えておく
  • DUAL家庭には「タメ期」が3回ある
  • 結婚直後、子どもが小学生、子どもが社会人 この3回が貯めどき

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