今回「共働き子育てしやすい街」独自ランキングを考えるにあたり最も重視したのは「保育園に入れるかどうか」、「子育て・教育費」の2点です。特に共働きファミリーにとって、定員が多い「0歳児クラス」に入園できるかどうかは重要事項です。
保育料に加え、もし認可園に入れなかった場合、東京都認証保育所などの認可外園に入園できるかどうか、認可外園に入園した場合に保育料の助成が受けられるかどうか、子どもが病気になったときのための病児保育施設や、育児のヘルプをお願いできるファミリーサポートセンターの人員、小学校入学後の学童保育の預かり時間や預かり年齢上限など、共働きならではの視点から「DUAL評価ポイント12」を作成しました。
子どもを育てやすい自治体を選ぶときには様々な視点があります。しかしDUALでは特に「共働きをする際に必須になる施設(インフラ)と補助(お金・サービス)」の2点に注目しランキングしました。地方自治体など、待機児童が少ないところもありますが、その視点は12指標のうちの一つにしており、保育所増設にどのくらい力を入れているか、幅広い子育て支援策が用意されているか、など、未来につながる視点も多く盛り込みました。各都市独自の積極的な取り組みを紹介していきますので、その街を知るきっかけにしてもらえれば幸いです。まずは「総合ランキング」です。
ランキング上位の自治体の特長などは、次回記事でご紹介します。上位50自治体と、詳しい配点内容は12月2日の表彰式・シンポジウムでも発表します。
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