毎日の宿題には「家庭学習の習慣づけ」と「基礎学習の定着」の目的があるという。宿題は何といっても学校で習ったことの復習としての意味を持ち、子どもの学力向上のために大切なもの。だが、先生に色々と話を聞いているうち、他にも目的や意義があり、親に理解してほしい、実践してほしいと実は思っていることがあることが分かってきた。
こうしたことは、普段なかなか先生の口からは伝えにくいだろう。保護者会やプリント、連絡帳でのやり取りからは分からない先生のホンネをお伝えしていこう。
【話を聞かせてくれた先生】
●A先生……20代後半。都内23区の公立小学校で2年生の担任を務める。
●B先生……30代後半。都内23区の公立小学校で5年生の担任を務める。