女性管理職達のニーズ 「身に付けるべきは美と健康」
課長職以上の女性管理職向けの「セルフ・ブランディングセミナー」を開催したのは、日立ソリューションズ(東京都品川区)。同社の女性管理職数は課長45名、部長15名。全体の比率としては3%と、“女性活躍の先進企業”としてはまだ途上ですが、「誰もがイキイキと働ける環境づくり」のための取り組みを強化。イクボス育成セミナーも企画しています。
今回のセミナーの旗振り役は、人事総務統括本部ダイバーシティ推進センタ。きっかけは、毎年社内で開催している女性管理職のミーティング「紡ぐ会」で、「私達がもっと身に付けるべきは、美と健康」という声が上がり、参加者同士で盛り上がったことだったそう。
「仕事にひたすら取り組んで肩書きまでついたけれど、ふと気づくと、外見を磨くことを二の次にしてきてしまった」
「人は見た目が9割、と言われるほど印象の演出は重要。ビジネスの価値創造のためにファッションやメイクを学びたい」
「今、管理職の立場にある女性達がもっと美しく輝けば、後進の女性達もキャリアアップを目指すようになるのでは」
そんな意見が活発に飛び、発言する女性たちの顔がイキイキと紅潮するのを見て、「セルフ・ブランディングセミナー」を企画。8月27日に午前・午後の2回に分けて実施しました。ファッション指導の講師には、日経DUALでコラム連載中のパーソナルスタイリスト、みなみ佳菜さんを迎えました。